愛野理事長 新年のご挨拶
新年のご挨拶
理事長 愛野浩生
組合員の皆様、明けましておめでとうございます。
3年を超えるコロナ禍の中、無事に新年を迎えることができたことをお喜び申し上げます。
役職員一同、感染対策に十分留意しながら今年も医療、介護の活動を進めていきたいと思います。
まだ完全に新型コロナ感染症の収束は見通しがたっていません、楽しみである班会が開けない、健康チェックができなくてどうすればいいのかなど多くの声が寄せられています。状況に応じて、場所の設定や参加人数などを参考に何とか開催できる方法を模索してまいりました。
先秋のウオーキングでは約60名と過去最高の参加人数で盛り上がり楽しい企画となりました。皆様にとって、医療生協の活動がどれだけ大切なものかを感じています。
もっと組合員同士が膝を突き合わせて語り合うことができる状態になればいいものです。
今年の特筆すべきことは、1月より多久のサービス付き高齢者住宅である“虹のわ”が、特養と同じ「特定施設」基準となり重症度に応じて報酬を受ける制度に変わります。
これまでの介護労働が報われるものと期待していますが、外部からの利用者は受け入れられず、多久生協クリニックで通所介護を再開することになります。
医療機関併設の介護施設の利点を生かしきめ細やかなサービスを心がけ、利用者様に喜んでいただけるように努力していきます。
神野診療所では、医師体制の安定化を模索しており、医療活動の飛躍的な発展を勝ち取りたいと考えています。
コロナ禍の厳しい経済状況の中で、無料低額診療制度を利用される患者様も増えています。受診抑制で病気を進行させ、仕事がなくなり医療費が払えないなどの社会問題も目立っております。相談活動を旺盛に取り組み、組合員でよかったと、医療生協が役に立つ存在であることを本年も追求していきたいと役職員一同決意しております。
みなさまの利用結集をよろしくお願い申し上げます。